新卒エンジニアが入社してから5カ月で勉強してきたこと
こんにちは。今回は、私が新卒でエンジニアとして入社してから、今までの5か月間、研修以外で勉強してきたことをまとめてみたいと思います。
今後会社でプログラミングを始める方の何らかのヒントとなれば幸いです。
また、効率のいい学習方法とかではなく、私が興味を持ったことを学習してきただけなので、その点はご了承ください。
ちなみに会社では、4月~7月半ばまでRubyやRailsの研修があり、7月後半から実務に入りました。
以下は研修以外で学習したことになります。
- 1か月目:映画を観てモチベーションアップ
- 2か月目:モチベーションアップ&ITパスポート
- 3か月目:簿記3級
- 4か月目:コンピュータ科学
- 5か月目:Ruby&勉強会に参加し始める&エンジニアのキャリアを知る
- おわりに
1か月目:映画を観てモチベーションアップ
まずはプログラミングに親しみを持って、楽しんで勉強できるようになることが大切かなと思ったので、プログラミングのモチベーションが上がりそうな映画をいくつか観ました。
その際には以下のサイトを参考にしました。
モチベMAX!思わずプログラミングがしたくなるおすすめ映画7選 | 侍エンジニア塾ブログ | プログラミング入門者向け学習情報サイト
また、IT周りの全体像を掴みたくて、ITパスポートの試験勉強を行いました。
2か月目:モチベーションアップ&ITパスポート
モチベーションアップ
2か月目も、プログラミングに親しみを持つこと、好きになることを目標としました。 映画も継続して観つつ、まだモチベーションが足りなかったので、プログラミング関係の漫画を読みました。
「ぱいじょ!」は、女子高生たちが楽しくプログラミングを学んでいる姿を見て、癒されると同時に、プログラミングって楽しく学べるものだよなーと感じることができて良かったです。
これを読んでプログラミングに親しみを持つことができました。
「マンガで分かるプログラミング用語辞典」は、親しみやすい漫画で知識を入れるのには良かったです。ただぱいじょ!に比べるとかなり勉強っという感じなので、この時点ではもっと読みやすい漫画を読んでも良かったかなと思います。
ITパスポート
また、ITパスポートの試験を受けて無事合格しました。
参考書には栢木先生のITパスポート教室を使用しました。
ITパスポートを受けて感じたメリットは、IT業界の全体像が何となく掴めたことと、いろんなIT関係の用語を学ぶことが出来たので、その後の学習が少しスムーズになったことでしょうか。
あとは、一応合格すればわずかながら自信になることですね。
デメリットとしては、理解よりも暗記の勉強になりがちなので、試験までは暗記して覚えているけど、理解はしていないから試験後忘れてしまう知識がものすごく多いことです。 アルファベット3文字とか4文字の略語がめちゃくちゃ多いですが、普段使わないものはほぼ全て忘れてしまいました。
時間を効率良く使いたいのであれば、IT業界の全体像を掴むためにITパスポートの参考書を一周読んで、あとは自分が興味を持った分野から学習していった方が、無駄な暗記をせずに済んで良いのではとも思います。
3か月目:簿記3級
会社の経営状況について把握しておくことは大事だなと思い、そのためには会計の知識が必要だろうということで、簿記3級の勉強をしました。
経営状況は会社全体に関わることなので、この月はプログラミングの学習よりも優先して行うことにしました。
結局、試験は受けて合格したのですが、3級の知識だけでは会社の会計の資料を完全に理解するには足りないことが分かりました。
簿記2級から登場する工業簿記というものも勉強しないといけないみたいですね。
それでも、何となく会計の輪郭を知ることが出来て、会社の会計資料も完全には理解できなくても、おおまかには分かるようになりました。
これ以上の知識は今は不要と判断したので、このあと4か月目からプログラミングの学習に戻ります。
4か月目:コンピュータ科学
会社の先輩からおすすめしていただいて、 RebuildとTuring Complete FMいうPodcastを聞いていました。
この影響で、コンピュータ科学と低レイヤー(コンピュータの仕組み的な部分)に興味を持ちました。
そこでこの月はひたすらこの2つに関係する以下の本を読みました。
- コンピュータプログラミング入門以前
- 図解雑学 コンピュータのしくみ
- コンピュータサイエンス入門
- 64ビットがわかる
- コンピュータはなぜ動くのか
- プログラムはなぜ動くのか
基本は、図書館と会社にあった関係しそうな本を片っ端から読んでいただけです。
コンピュータ科学の知識は、エンジニアの方のPodcastを聞いていたりブログを読んでいたりすると、それらの知識を前提として話されていることが多いです。
そのため、ここで学習したコンピュータ科学の基本的な知識がその後の情報収集をとてもスムーズにしてくれているなと感じます。
5か月目:Ruby&勉強会に参加し始める&エンジニアのキャリアを知る
Rubyの学習
5か月目にしてようやくプライベートでもRubyの学習を始めました。
会社でRubyを使っていたら、普通はプライベートで学習するのもRubyからな気がしますが、映画を観たり漫画を読んだりコンピュータ科学の勉強をしたり、とのんびり回り道をしてRubyにたどり着きました。
学習には、『Perfect Ruby』を使用しました。
本に出てくるコードは全て写経(実際にパソコンで打ち込んで実行すること)しました。
この学習によって、はじめてRubyの全体像を何となく掴めたような気がしました。
勉強会に参加
また、yochiyochi.rbという社外のRubyの勉強会にも参加を始めました。
初めて社外のエンジニアの方と関わって、とてもモチベーションになりましたし、いろんな人と関わるって楽しいなと感じました。
エンジニアのキャリアを知る
その勉強会でおすすめされて、エンジニアのキャリアに関する以下の2冊を読みました。
- Career Skills
- Soft Skills
この本を読むと、たくさんアウトプットの大切さが書かれていて、それに影響されてこのブログも始めました。
おわりに
振り返ってみると、この5カ月間のんびり楽しく学習しながらも、少しずつ確実に成長しているんだなという気付きがありました。 入社直後は全てが分からないことしかなくて、かなり焦りましたが、一歩ずつ着実に進んでいけば良いのだと思います。
これからも少しずつ成長していきたいです。